コロナ禍で巣ごもり生活が長引き、運動不足の人が多くいます。また、スポーツジムや外での運動が
難しい状況にもあります。しかし、筋肉は動かす機会が減るとどんどん衰えていきます。筋力がなくなり、
体は硬くなって、骨がもろくなると、心肺機能が低下し、生活習慣病の発症リスクが上がったり、
生活習慣病がより重症化しやすくなります。さらには、認知機能も低下してしまいます。
すると、自力で動けなくなり、フレイル(生活するうえで不自由はないものの、心身が弱って介護が
必要になる可能性が高い)状態となってしまうのです。

そこで本ムックでは、自力で動ける、一生歩ける体を維持するために必要な「脚力」「バランス力」
「背筋力」「柔軟力」「握力」の5つの力を強化するため、慈恵医大リハビリテーション科考案の
スポーツジムに行かなくてもお家でできるトレーニングを「家トレ」として紹介します。


【目次】 
Part1 健康寿命を延ばすために…　転ばぬ先の「家トレ」
Part2 慈恵医大リハビリ科が考案！　健康寿命を延ばす「家トレ」 

　　　家トレに加えて行いたい「食トレ」
　　　安保先生＆中山先生おすすめ！　健康寿命を延ばす生活の知恵
　　　安保先生＆中山先生に聞きました！　「家トレ」なんでもQ＆A