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未経験でも採用するのですか? |
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未経験でも採用します。ただし、仕事をするうえで基本的な性格が備わっている人が基本です。「やる気」「気配り」「人に優しい」ことは最低条件です。
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パソコンを触ったことがなくても採用するのですか? |
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当社の仕事はパソコンがなくては成立しませんので、残念ながらパソコンを触ったことがない人は採用できません。
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Illustrator、Photoshopの初歩的なことしかできません。 |
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基本的なことがわかっていれば、あとは本人の「やる気」と「センス」しだいなので、不採用ということはありません。しかし、作業上必要な基本ソフトはQuarkXpressですので、一日も早く覚える必要があります。そのためには、人一倍勉強しなければならないでしょう。未経験者は大きなハンディがありますので、それを埋めるまでに相当な努力をしなければならないでしょう。
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編集の仕事は徹夜が多いと聞きますが? |
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当社では徹夜をしないというのが基本です。一般的に、編集という仕事は、昼頃に出勤し終電で帰るか、2時くらいに帰宅するのが当たり前というような風潮がありますが、仕事の効率を考えるとあまりよくないようですし健康にも悪いのではないでしょうか。ただし、発行時期などのスケジュールで徹夜をしなくてはならない場合もあります。
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社員旅行はあるのですか? |
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強制的には行っていません。あくまでもスタッフの希望により行います。したがって、希望がなければ行いません。いやいやついていくよりも、自分の意志で行きたいと思えば、楽しい旅行になるでしょう。
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人に優しいことがなぜ仕事に必要なのか? |
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私たちは出版社から仕事をいただき、その企画を少しでも読者のためになるようにという思いでつねに制作しています。自分のことしか考えない人は、人の気持ちはわかりませんし、人に優しくできないでしょう。そういう人に限って、人から優しくされることに敏感で、自分に辛くあたる人に対して愚痴や不満をぶつけます。
優しさが仕事に現われるのは当然のことで、「ま、いいや」とか「このくらいでいいだろう」といういい加減な気持ちで作業していては、できあがったものは読者に受け入れられないものになります。そのような仕事の仕方をしていれば、確実に仕事の依頼は少なくなります。
とにかく誠心誠意、読者と出版社が喜ぶような仕事をすることが第一です。その結果、仕事がなくなれば当社のなにかがいけないわけですから、それを探して改善していかなければなりません。
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気配りはなぜ必要なのか? |
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昔から「気配り」ということが話題になっています。1983年に『気配りのすすめ』(鈴木健二著)という本がベストセラーになりましたが、この時代は「積み木くずし」という本もベストセラーになり、人々の気持ちも荒んでいたようです。そんな時代だからこそ、このような本がベストセラーになったのでしょう。現在はというと、その時代よりももっと気持ちは荒み、個人主義が台頭して人のことを省みない生活が当たり前になっています。気配りがないと、人の気持ちを考えることができませんので、当然、仕事にも現われてきます。デザインでしたら、もう少し工夫すれば分かりやすくなるのに。編集だったら、切り口を換えたり補足として別の項目を入れればいいのにということになります。
したがって、「気配りや」「優しさ」というのは、自分以外の人が気分良くなることです。
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残業代はでるのですか? |
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残業代はでません。本人に仕事を任せ、責任をもってしっかりと進めることができていると社長が判断したときは必ず給料は増えます。また、ボーナスにも反映します。普通以上に仕事をよくやってくれる人に対して、口先だけで「よくやってるね」「頑張っているね」だけでは気持ちは伝わらないとと思います。やはり、結果としてなんらかの形で表さないといけませんので、それは給料に反映させます。ただし、できない人に関してはそのかぎりではありません。
ただ、最初にこのようなことを説明しても他社では行っていないことなので、「ほんとかな、うまいこと言って働かせるだけ働かせて」と疑っている人もいることは事実です。しかし、そのようなことを疑いながら仕事をしていれば、かならず自分が先にだめになるので、ほとんどの人は自分から辞めていくでしょう。
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昇給はあるのですか? |
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昇給は一年に一度あります。この昇給に関しても残業代と同じ考え方で行っています。
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どのような人材を求めているのですか? |
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当社では歯車としての人材は希望していません。
歯車としての仕事でしたら派遣社員や外部スタッフにお願いすればいいのです。
おもしろい仕事をするためには、動力にならなければなりません。また、そういう人材を育てるのも当社の基本です。そのためには、育てるに値する人を採用するということになります。
「マニュアル人間」「他人任せの若者」「無責任な若者」が増えている現在、なかなか難しい事かもしれませんが、少なくなったとはいえ必ずそういう人材はいるはずです。
究極は、将来的に会社をやりくりしてくれる人です。当社の雰囲気になじんで積極的に仕事をすれば半年もあれば一冊本を作る基本的な能力ができます。しかし、それだけでは満足できずに今度は企画から携わりたいという意欲のある人。このような人で基本的性格ができていれば、クライアントもついてくるでしょうし、仕事を任せても安心できる人です。
しかし、いきなりこのような事を求めるのは無理なことです。まずは責任を持って仕事をこなせる人を、当社としては大切にしていきたい人材です。
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